当社の見積もりは、全て「通常地盤にて」の見積もりになります。
通常地盤とは?
舗装されていない、水平な土地で、大きな石等が出ず、
パイプを挿すのに問題がない地盤をさします。
砂地ならまず問題はありませんが、川の上流、山奥など、
土中に岩が埋まっている場合が少なからずございます。
石・岩が埋まっていると、パイプが完全に地面に刺さらず、
ハウス建設ができません。
その場合は、地元の建設会社さんに地盤改良をお願いするか、
ハウス施工の際に重機で石・岩を掘り起こし、
取り除く必要があります。
通常地盤でない場合は、下の図のような作業を行う必要があります。
別途費用がかかりますことを、何卒ご理解いただきたいと思います。
また、水田の跡地でのハウス建設については、
水はけが悪いため、周囲の溝を深く掘ったり、
ハウス建設部分に砂を別途盛るなどの必要があります。
こちらも地元の建設会社さんに依頼することになり、
別途費用もかかりますので、
何卒ご理解いただきたいと思います。
当社の電気配線・水配管の見積もりは、全て「二次側」の見積もりになります。
二次側とは?ハウス内に予め電気・水道が引かれている状態、
つまりハウス内にボックスや配電盤、給水栓がある状態で、
ハウス内のボックスや配電盤から配線、ハウス内の給水栓から配管工事を行います。
ハウスまで、自宅から延長コードで電気を持ってこようとすると、
農機具などで損傷しショート・漏電の可能性があります。
また、自宅からホースで水を持ってこようとすると、
やはり農機具などで損傷し水漏れしたり、
冬場は凍結のおそれもあります。
ハウスまで電気・水道を通すには、上記事故防止のほか、
電気・水道メーター設置の都合上、
地元の電力会社や自治体の水道局に、まずはお問い合わせください。
水源について、井戸水の場合は鉄分やごみが多く目詰まりするため、
点滴チューブを使用する養液栽培には向きません。
どうしても水道が引けず井戸水を水源にする場合は、水質検査を行った上で、
除鉄機、スクリーンフィルターやディスクフィルターを使用してください。
(除鉄機は高コストで効果も期待通りでない場合が多く、正直おすすめしません。)
予めご理解ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
ハウスを建てたい!
ハウスを建てて、養液システムを入れてトマトやピーマンを栽培したい!
実際にハウスを建設する際に、
確認すべき事項がいくつかございます。